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Channel: 輝石工房 精霊石の箱庭 北林竹二
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デザフェスまで残り一ヶ月。

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デザフェスまでひと月となりました。

 

デザフェスのあとのスケジュールを考えると悲鳴が出そうです^^;

 

本日の進捗。

 

昼のうちの削り仕事で不用意に石を持ち上げようとして、腰が危機一髪でした。

 

ガッチリやっちゃってたらそれこそどうにもならなくなるところでした。

 

日が落ちてからブレイド制作。

 

マイスト・ブラックオニクス。

エッジライン際とエッジから走る細いラインが妖しく透過します。

 

・・・・・このブラックオニクスの前にブルーが一つロストしてたりします。

 

明日も昼は削り仕事。日が落ちてからマイストクラス予定。

 

で。

 

作業員A氏の作ってみた動画の新しいのがアップされています。

 

内容に関しては見ていただくとして、使ってる道具に関して必要ないかもしれませんがフォローを。

 

平らにならすと言う事でダイヤモンドカップを使用してるシーンがあります。

 

これは私が使ってるダイヤカップ。

 

昨日の削り作業で使ったついでに写真も撮ってありますが、ゴリゴリ削れます。

使われてるダイヤの粒度がめちゃくちゃ粗いのでそれはも当然のように削れますが、ご覧のように石を大量の粉塵に変えます。 自宅の室内でなんかやったら目も当てられなくなります。

 

↑の粉は「塊の瑪瑙」を削ったもの・・・・・・正確には瑪瑙の表面を削ったもの。

 

一切の防御(粉塵用のマスクやゴーグル)なしにこの手の作業をしたら致命的な健康被害を自身だけにとどまらずに被ります。

 

この辺のことは動画にも書かれていたと思いますが、もう一つ「薄くスライスされて板状になってる石英類でブレイドを作ろうとしてダイヤモンドカップを使おうとしたら、ほぼロストします」

 

当たりが強いのです。 素材が耐えきれません。

 

次。

 

動画内で切断にダイヤカッターを使ってます。写真は私の使ってるものですが、セグメントタイプと呼ばれるもの。 厚みが2mmちょっとあります。

主にコンクリート製品や御影石・瓦などに使うもので、これも薄い瑪瑙とかを切るのには向きません。 理由はカップと同じです。

 

で、もし使うのならば全周繋がってるタイプで厚みが1mmの物を推奨します。

それでもスパッと「切断」できるわけではありません。表と裏から交互に溝切りしていって切り落とすのがセオリーです。

 

ですが、とにかく危険です。 サンダー(ベビーサンダーとかディスクサンダーとか名前は色々)での作業は十全の備えをしててても怪我で済めばラッキーなんです。

 

それでも使ってみたいと思う方は、友人知人親戚誰でもいいです、使ってる人を探して実地で使い方を習いましょう。

 

もしくは、切り出し作業だけでも外注で受けてくれる人に出すことも一つの選択肢です。

 


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